乳がん検診に行ったら手術することになったお話 手術代、医療費
① 自覚症状~初診
② 検査結果~手術前検査
③ 手術当日
④ 術後~診断結果
番外編 手術代、医療費総額 ←今回の記事
手術をすると決めた時、初めてのことだらけで不安はたくさんありましたが
中でも気になったのは医療費でした。
高額療養費制度を利用できることは知っていましたが
実際にはいくらかかるのか全く見当がつきませんでした。
私の場合
今回の手術、通院でかかった窓口負担の総額は
109,480円。(内訳は後述します。)
手術内容や入院状況によって異なるかとは思いますが、
「乳がん診断前」、「日帰り手術」の場合の一例として
参考にしていただければと思います。
そもそも「高額療養費制度」とは
医療費の家計負担が重くならないよう、
医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(1日から末日まで)で上限額を超えた場合、
その超えた額を支給する制度。
上限額は、年齢や所得に応じて決められています。
(全国健康保険協会HPより)
あらかじめ「限度額適用認定証」を発行してもらうことで
窓口での支払いが自己負担限度額でストップします。
(保険適用外分は対象外)
戻ってくるとはいえ一旦は立替なければならないのは負担が大きいので助かりますね。
協会けんぽの場合は
HPから申込用紙を印刷し、必要事項を記入して送付すれば
1週間ほどで郵送されてきました。
医療費内訳
私の場合
4/19の手術代の一部で上限額に達しています。
4/20以降、実際には、点滴代や血液検査代がかかっていますが、
保険適用内なので負担は0円。
窓口で支払ったのは滅菌ガーゼ代の100円のみとなっています。
検査結果を聞いてから手術、術後の通院まで
非常にタイミング良く進められたので1か月以内に収めることができました。
高額療養費制度を利用できていなければ
窓口負担(3割負担)は総額で128,210円かかる計算*1ですので、
18,730円保険で負担してもらえたことになります。
まとめ
毎月お給料から天引きされている社会保険料に
高い…高い…
と憤りを感じていましたが、その分きちんと保障してもらえました。
医療費増大などの問題点もありますが、
全国民が安心して医療を受けられるための安心できる制度ですね。
ただ、思いのほか保険適用外の負担も必要でした。
保険適用外検査の他、
手術ルートセットや滅菌ガーゼやガーゼ留めのテープ等は適用外になっていました。
貯蓄や医療保険等でいざというときに備えておかないといけませんね。
*1:領収書の合計点数より算出