【京都観光】相国寺承天閣美術館
相国寺承天閣美術館
(しょうこくじ じょうてんかく びじゅつかん)は、
相国寺というお寺の境内にある
ちょっと珍しい美術館です。
相国寺は
京都御所の近くにあります。
最寄りは地下鉄烏丸線 今出川駅。
京都観光名所として有名な
鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺(銀閣寺)は
相国寺の塔頭寺院(たっちゅうじいん)*1です。
今出川駅から地上に上がると
まず目に入るのはレンガ造りのオシャレな建物。
同志社大学です。
しばらく歩くと
相国寺という大きな石碑が見えてきます。
洋風なレンガ造りの建物とお寺が並んでいる
和洋折衷の不思議な光景です。
境内は街中とは思えないくらい自然が沢山あり
とても落ち着く空間でした。
こんな時期だからか雨だったからか、*2
境内にはほとんど人がいなくてゆったりとした時間が流れていました。
今回の展示は
『茶の湯 禅と数奇』
展示されていたのは
茶碗、掛軸、茶具、屏風などなど。
落ち着いた空間でゆっくり鑑賞出来ました。
私が気になっていたのは、
楽茶碗と天目茶碗。
美術品に詳しくない素人の感想ですが、
楽茶碗はどっしりした力強い感じ、
天目茶碗は思っていたより小ぶりの
かわいらしい感じがしました。
国宝の玳玻散花文天目茶碗
(たいひさんかもんてんもくちゃわん)
チラシの写真とは全然違い、
とても鮮やかでキラキラしていて美しかったです。
中の花のような模様から
梅花天目とも呼ばれるそうです。
人が少なかったのでしばらく眺めていました。
本当に美しくて素敵でした。
そして、
展示だけでなくお庭も素敵な承天閣美術館。
第一展示室と第二展示室の間には
お庭が一望できる大きな窓があります。
明るくて開放的なので
しばらくお庭を眺めながらまったり過ごしたくなる空間でした。
今回の展示は3月29日(日)まで。
美術品を鑑賞でき、
癒しも得られる素敵な美術館。
一度行かれてみるのをオススメします。